*

【DAW/DTMよもやま】ギター、ベース、ドラムという小構成で曲を録る際、ミックスの勉強になったCD5枚(前半)

公開日: : 最終更新日:2014/09/30 DTM/DAW, 天使の3P!

などとタイトル付けてみたものの、自分で曲仕上げるようになってまだ数ヶ月の身分なので語るのもおこがましいのですが。

でも現段階でのインスピレーションをまとめておくのもそれなりに意味があるかなと思ったので書いてみます。ご意見ツッコミなど大歓迎です!

 

ということで『月へ駆け上がれ』を録る準備として片っ端から聴きまくった音源の中から、特に「そうか!」と思ったものを厳選して5枚紹介。

……するつもりだったのですが、書いてみたら思いの外長くなったのでエントリを前後半に分けます。

まずは前半。

 

1枚目:「けいおん!」劇中歌ミニアルバム「放課後ティータイム」/HTT

 

ライトノベル内の登場曲、というコンセプトから考えてまず頭に浮かんだのはHTT。3人とキーボードありの5人という違いこそありますが、特にこのアルバムは編成に忠実に、ライブ感溢れる5パートの音だけで構成されているという意味で非常に参考になりました。

で、改めて聴くと、これ印象以上にエッジが立った音作りをしているなと驚愕……!
なにがって、とにかくベースの音がでかい。しかもブリブリなオーバードライブサウンド。
そして、おそらくここがトータルで見た音像の核なのではないかと。

アニソンという括りで比較すれば、バンド編成通りの5パートというのは音数としてけっこう少なめになるはずで、普通にサラッとバランス取ると地味になりかねないところなんですが、それをこの強烈なベース音が一手に引き受け解消しているのではないでしょうか。
それでいて音色としてはロックの極みとでも言うべきラウドさですから、『バンド』というコンセプトを支える意味でも明らかにプラスの要素をもたらしてると感じます。

これは小編成で迫力を稼ぐ際大いに参考になる方向性の一つだな——と感銘を受けたのですが、正直『月』に関してはちょっとばかりやりすぎたかも(笑)
これは理由というか言い訳があって。
元のwaveファイルからaacなりmp3なりに変換する時と、アップロードする時とでどうしても低音が持って行かれてしまうやろなあと、自分の感覚よりもう一段くらい大きめにしとこうと思った次第でして。
で、実際やってみたら予想より残ってた(笑)
というか持って行かれれるのはベースの実音よりむしろ他の部分(アンビエンス成分とか煌めき感とか)だった……と。
ファイル変換に伴う音変化というのはかなり悩ましいですね……。
この辺は長くなりそうなのでまたいずれ別記事で書いてみようかなと。

ちなみにこのアルバムと、『utauyo~』とかOPED使用曲との音作りを比べてみるのもめちゃめちゃ面白いですよ。あちらはアニソン同士でシャッフルしてもまったく音負けしないアタック感が強くてハイファイなサウンドになっていて、ミックスのコンセプトだけでこうも印象が変わるものなのだな、と改めて目から鱗です。

 

2枚目:QUADRINITY ~MEMBER’S BEST SELECTIONS~/L’Arc-en-Ciel


ここは迷った。ラルクは目指すべき音像の究極形、という感じなので1枚というよりリリースされた全曲から影響受けてます。

その中で1枚挙げるならこのアルバムかなーと。
これ、面白いコンセプトになっていて、メンバー4人が1枚ずつ自作曲のリマスターを監修した4枚組のCDなんです。

なので「なるほど、kenちゃんの好みにダイレクトだとあの曲がこんな風になるんか。hydeさんだと、てっちゃんだと、ユッキーだと……」と、横の比較が出来るという意味で改めて強い刺激がありました。

単純な音の良さという観点でも、このアルバムや最新の『BUTTERFLY』は自分の持ってるCDの中でも群を抜いている気がして、バンドとしてだけじゃなくミックスのすごさという面でも神棚に飾っておきたい気持ちです。
現段階ではまったく手が届かない領域ですが、少しでも近づけたらな、と……!

 

さてさて、具体的な話として、『月』でいちばんラルクの影響が色濃いのは実はドラムなんじゃないかと思います。
とにかくユッキーの音に可能な限り近づけたいという思いで音源のパラメータいじりまくってましたから(笑)

あのタイトで日本刀のような切れ味を持った音のドラムがとにかく好きで、なんとか真似できんものかと。
まだまだ完成には至ってませんが、いくつかキーポイントを見つけた(……と思う)ので、もしユッキーっぽいドラムを打ち込んでみたい方がいらっしゃったら参考までに。

・スネアはピッコロタイプを選択
これは基本ですね。大事なのは次から。

・ハイハットの2、4拍目をオープン気味にして、思いっきりヴェロシティをくれてやる。
これがかなり大事。ここをいじるだけでだいぶユッキー感が出ます。

・ハイハットの定位を通常よりセンター寄りにする。
ここは曲によってPANが変わってくる雰囲気ですが、全体的に見てユッキーのハイハットは他のバンドと比べてかなり真ん中の位置から聞こえてきます。
『月』では思い切ってセンターに定位させちゃいました。センターだと当然スネアとかぶるんですが、このカブりが逆にアクセントをつけたハイハットの金属的な残響と、スネアのアタック感とを混然とさせあの独特のキレを生んでいるのではないかな……と。

・ライドは使わない
ユッキー、ラルクではほとんどライド叩きません。代わりにハイハット3枚使いですが(笑)
でもGSSでは普通に使っていたのでここはあくまで「ラルクの」ユッキーっぽくしたいならという感じで。

この辺をいじってやるとそこそこyukihiroさんっぽさが出てきます。
あとはチャイナ使いたかったんですけど手持ちの音源にはこれだ、という音がありませんでした……。
買うか……。チャイナひとつのために拡張音源……(新たな沼へ沈み行く音)。

他にもまだコンプ感や残響感、バスドラの音色など詰め切れてない部分がたくさんあるので今後も研究を重ねていきたいと思います。

え、天使の3P関係ないじゃん?
いや、そらのドラムは「ユッキーっぽい音(具体的にはwinter fallっぽい音)」という設定が初めからあったのですよ!
明言したのは初めてだけど!(笑)、ちょいちょいそれっぽい記述は1巻にあったと思います。

まあwinter fallはユッキー自分のドラムセット使ってないですけど(おい)、そこがなんというか、ユッキー「ぽさ」で、ユッキーそのものを目指しすぎない歯止めというか、ほら……!

ちなみにバンド全体のサウンドバランスを学ぶ意味では、『月』の場合ラルクよりVAMPSやHYDEソロの方をよく聴いていたかもしれません。こちらの方がよりウワモノをギターで賄っている率が高い気がしたので。
というわけでひとまず2枚。

 

続きはこちら。

 

 

 

スポンサーリンク

関連記事

天使の3P!×9表紙&メディアミックス情報!

2017年3/10発売予定の『天使の3P!×9』表紙とあらすじが公開されました! ローテーショ

記事を読む

アレンジ難航につき曲遅れ中。。。

すみません、この週末に3P5巻内登場曲UPすると書きましたが、ちょっとアレンジが上手く定まらないため

記事を読む

コミック天使の3P!の3P!!の3P!!!の3P!!!!

いったい何Pなのか……。   てことで7/10にはコミカライズ版『天使の3P!

記事を読む

秋田の田舎少年だった蒼山氏がいかにしてバンド熱をこじらせ、そこからどう道を間違えて『天使の3P!』を書くに至ったのか、という話(後編)

・前編(1回目)はこちら ・後編(2回目)はこちら    

記事を読む

天使の3P!コミック版11/10発売&原作Kindle版販売開始!

少し遅くなりましたが原作1~3巻のKindle版販売が無事始まっております!  

記事を読む

ロウきゅーぶ!15巻発売間近!

  15冊目のロウきゅーぶ!、見本誌が我が家に届きました。 やっとこの

記事を読む

天使の3P!×9、天使の3P!の3P!!2巻発売!

原作9巻とおーみや先生作画の『天使の3P!の3P!!』2巻が本日発売です!  

記事を読む

天使の3P!ユニットプロジェクト始動&ドラマCD化発表!

電撃文庫秋の祭典、天気にも恵まれ今年も素敵なイベントになりましたね!   その

記事を読む

初音ミクV3ボイスライブラリ6パターンによる『小学生は最高だぜ』聞き比べ

V3をインストールしたので、とりあえず入っていたライブラリ6パターンの声質を聴き比べてみました!

記事を読む

秋田の田舎少年だった蒼山氏がいかにしてバンド熱をこじらせ、そこからどう道を間違えて『天使の3P!』を書くに至ったのか、という話(中編)

・前編(1回目)はこちら ・後編(3回目)はこちら   年が明け、中三の

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

広告

コミカライズ版ロウきゅーぶ!が、3/27発売の12巻をもって完結いたします

ついに、コミック版『ロウきゅーぶ!』の最終12巻が発売されます。

天使の3P!×9、天使の3P!の3P!!2巻発売!

原作9巻とおーみや先生作画の『天使の3P!の3P!!』2巻が本日発売で

天使の3P!×9表紙&メディアミックス情報!

2017年3/10発売予定の『天使の3P!×9』表紙とあらすじが公開さ

うさぎさん祭り絶賛継続中

尖りすぎてるフィギュアメーカーでお馴染み(?)のPLUMさんですが、引

天使の3P!ステージイベント&ドラマCD

Twitterではお知らせしてましたが、2017/3/12開催の『電撃

→もっと見る

PAGE TOP ↑